elm200 の日記

旧ブログ「elm200 の日記(http://d.hatena.ne.jp/elm200)」

仕事と休暇の融合・ワーケーション

ワーケーション、という言葉があるのを初めて知った。要するに work + vacation → workation ということで、「仕事と休暇の融合」ということだ。

ワーケーションという言葉は「ワーク」と「バケーション」を組み合わせたできた造語です。意味としては「働きながら休暇をとること」。主に旅先での仕事を認めるという意味合いが強いです。

www.remotework-labo.jp

「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた造語。オフィスを離れ、どこかで休暇を過ごしながら働くことだ。「ワーケーション」という言葉そのものは、2000年ごろにアメリカで生まれたとされ、近年働き方が多様化してきた影響で世界中に広がっている。

ideasforgood.jp

前回のエントリで私は、近い将来「海外リモートワークへの移行」を果たしたいと述べた。

もしリモートワークが可能になったら理想的には次のような生活をしてみたい。

基本は東京(またはその近郊)でリモートワークを行う。 そして、ときどき(年に4回〜6回)ほど、海外に行って働く(1回につき1週間〜4週間程度)。 基本的に、行くたびに訪れる国は変えて、同じ国に行くのは多くて年に2回程度とする。

elm200.hatenablog.com

このライフスタイルは、 だいたいワーケーションという言葉で表現できるかもしれない、と思った。もちろん、ワーケーションが Work + Vaction である以上、その構成比率は問題になる。 ワーク中心なのか、バケーション中心なのか。私は、海外に滞在しても週5日働くつもりなので、ワーク7, バケーション3くらいの比率となるだろう(これは東京に住んでいても同じだ)。

日本を拠点にするのはいろんな理由がある。私は何度も海外に長期間連続滞在したことがあるが、日本国籍を持つ人物が日本を長期間離れるのは、あらゆる意味で面倒くさい。日本の諸制度との折り合いもあるし、海外に滞在するビザの問題もある。21世紀初頭の時点で、人々が海外に行くいちばん無難な方法は、短期間、観光客として滞在することだ。ワーケーションはまさにその意味で理にかなっている。

LCCが発達して、海外に安価に移動できる今日、1ヶ所に定住する「移住」を行う必要は薄れている。それは、命がけで船で何ヶ月も掛けて海外に移動した昔の固定観念に過ぎない。いずれ世界にはパスポートもビザもなくなって、地球上のどの土地に生まれた人も、地球上のどこにでも自由に住み働ける時代が来るとは思うが、それまでは、自分が法的に一番安定していられる場所に本拠を置くのがもっとも苦労が少ない。

ほとんど日本に戻らずに、何年も海外を彷徨っている kumi さんという方がいる。

jp.kumi-log.com

彼女からは「定住しない」というヒントをもらった。同じことを私は日本から世界各地を往復することで達成するつもりだ(当たり前すぎて、あまりロマンチックではないけど・・・)。