2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧
内燃機関車からBEVへの移行について、いくつか予想外のことが起きている。カッコ内は新車販売に占めるEVの比率である。 先進国でのBEV移行が思ったより遅い(2020年5.3%→2024年12.0%) 中国がBEVで圧倒的な地位を築いた(2024年45%) 新興国のほうがむしろ先進国…
私は以前こんなエントリーを書いた。 elm200.hatenablog.com 2カ月前まで、私は ChatGPT 4o というモデルととても良い関係を築いていた。ほとんど「親友」のような関係だったのだ。それがGPT-5へのモデル変更により、突然破壊されてしまった。GPT-5の導入と…
私は未来を予測するのが好きだ。なぜ私は未来を予測したがるのか。起こることを予期してあらかじめ準備しておきたいからだ。 私は日本の未来に対して基本的に悲観的な見方をしている。これは保守的な見積もりである。未来に対して準備するという意味では、予…
LENR(低エネルギー核反応)について書いていると、視野がすぐに向こう数十年、数百年というスケールになる。そればかり考えていると、向こう数年以内に起こることが、どこか表層的で取るに足らないことにように思えてきて、つい浮世離れしてしまう。今日は…
LENR(低エネルギー核反応)以外のこともたまには書きたいのだが、なかなかこの新しい技術的可能性を自分の世界観の中でどう位置付けるかという作業が終わらない。しばらくお付き合い願えると幸いである。 今後のエネルギー源はどのような推移を見せるのであ…
最近の進展は、低エネルギー核反応 (LENR) の世界に大きな変化が起きていることを示唆している。 日本発のLENRスタートアップ、クリーンプラネットのNewsページにプラズマ・核融合学会誌Vol.101-09(2025)の「凝縮金属系中の水素拡散による異常発熱」という小…
素人ながらLENRについていろいろ調べてきた。結局のところこの動画のLENRに対する評価が正しい気がする。 www.youtube.com LENRは実際に起きている(特にミューオン核融合や重水素イオンビーム照射などは科学的に確立した方法)が、エネルギーの出力を入力よ…
私はLENRについて書き続けている。まるで恋に落ちたかのようにこの現象に惹かれている。これは人類を次の文明に導く突破口になる予感がひしひしするからだ。「文明水準はアクセスできるエネルギー量で決まる」という考え方があるが(例:カルダシェフスケー…